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与那国島の海底遺跡


(1)Q&A

Q:何が謎なのか?

A: 日本最西端の島、与那国島の南側の海底に奇妙な構造物がある。写真のごとく垂直壁、水平の棚がある。大きさは幅二〇〇メートル、奥行き五〇メートル、深さ二七メートル。これはどう見ても自然にできたものとは思えない。人の手が加わって作られたとすると、誰が、何のために、いつごろ作ったのかが問題となる。 ある人は、ここは古代の石切り場だという。そうなると切り出された巨石はどこにあるのかが問題となる。遺跡ポイントの二七メートルの海底には巨石が転がっているが、それらだけでは数があわないと思われる。

ある考古学者はここが古代の船着き場だったという。たしかに船着き場の形態を部分的には整えている。だが、石段を登る船着き場とは、ずいぶん不便なものだろう。

一番簡単なのは、自然の造形物と結論することだ。そうすれば悩むこともない。だが、ダイビングして海底構造物を見た人は、誰でも人工的な印象を受ける。

Q:私はどう思うか?

A: 基本的には自然の造形物だが、人の手が加えられているのはほぼ確実だと思う。与那国島の遺跡ポイント近辺を一〇〇回ほどダイビングして調査しているが、調べれば調べるほど、人工的な印象が強まる。人工的なのは遺跡ポイントだけでなく島の南側の海底全般にいえるのだ。

むしろ問題は、誰が、なぜ、このような構造物を造ったかだ。ここが石切り場なら納得できるが、それでは切り出された石は、どこにあるのだろう? それで何を建造したのか? これらの疑問に答えること、および海底構造物に人の手が加わっていることの絶対的な証明が次のステップとなっている。


(2)写真集



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