kitombo.com | 手相の科学 | 2008年7月14日
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手相の科学
「手相の科学(126)
第25章 金星宮(10)」

大地舜
7月14日

 洗練された金星人の親指が棍棒状ならば、彼の粗暴な傾向は遺伝であることが分かります。それは何世代も前から受け継がれたもので、普通はでてこない性向です。
 意思を示す親指の第一指節がパドル状ならば、金星人にとっては優れた傾向があることを示します。なぜならこのタイプは強烈なので、あらゆる抑制が必要だからです。強くてバランスのとれた意思の力は、抑制にもっとも役立つでしょう。
 第二指節は長くてバランスがとれている必要があります。この方には優れた理性と判断力が必要だからです。もしも第二指節の発達が不十分ならば、感情や衝動や欲望の餌食になりやすいでしょう。この場合、強い意思が存在しても抑制する優れたセンスと判断力に欠けるのです。このようなケースでは意思が主導権を握っており、優れた判断力の支援を得ていません。
 第二指節のベストの形は、胴のような形です。これならば洗練された美的感覚を備えています。したがって無愛想な相手にも怒りません。金星人の場合、大きな親指が優れた判断と決断力を与え、強烈な欲望を抑制していることがお分かりでしょう。
 親指の章では、親指が意思と理性と愛を示していると述べました。この三つは宇宙の偉大な徳の力です。したがって完璧な金星人は、これの要素を兼ね備えています。頭脳線も明瞭で深く、色もよく断線がない筈です。このようならば金星人は自己抑制が出来、明瞭な判断力で落とし穴を避けることが出来ます。このような優れた頭脳線は、優れた親指のよい相棒です。
 七つの人間のタイプのうち、世界を愛と魅力と美と健康で明るくして、悲しみがあれば同情し苦しみを柔らげるのは金星人です。金星人は完璧な人からははるかに遠いかもしれませんが、彼の優れた性質があまりにも目立つので、人々は欠点を忘れてしまいます。

(第一部。終わり)

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